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2014年2月23日 (日)

高知城

高知城に行ってきました。
現存天守のある城郭への訪問は9つめです。四国にある現存天守の4城は高知城で制覇!
ブログには載せてないですが伊予松山城、宇和島城、丸亀城は5年位前に行きました。
いつか再び四国の瀬戸内海側のお城にも行きたいですね。

高知城の概略
南北朝時代まで遡ると大高坂山に大高坂氏によって築かれた大高坂山城があったと云われております。南北朝の争乱でで大高坂松王丸が南朝につくが敗北し落城。廃城になりました。
安土桃山時代に長宗我部元親が大高坂山に再び築城するが理由不明の放棄をし浦戸に築城し浦戸城をする。一説には水捌けが悪く諦めたとの話。
関が原の戦いで西軍についた長曽我部元親の子長曽我部盛親は敗戦し土佐国を追われた後に山内一豊が土佐一国を受領し入国する。浦戸は狭く城下町の形成が難しいので廃城し大高坂山に城を築きました。
当時各地で行われた大規模な土木工事を行い水捌けを改善し城下町を形成しました。名前も大高坂山城→河中山(こうちやまじょう)→高智山城→高知城と変えました。

Dsc_0165 北に江ノ口川、南に鏡川を外堀にした高智山(大高坂山)に築かれた平山城ですね。
内郭は内堀で囲った本丸と二ノ丸が連なる連郭式の近世城郭です。二ノ丸の横に三ノ丸が有り本丸、二ノ丸、三ノ丸がそれぞれ独立した曲輪として機能するそうです。

Dsc_0198 江戸時代の城絵図もあったので載せておきます。

Dsc_0122 ホテルから追手筋を歩いて高知城に向かいました。少し歩くと天守が見えてきます。高智山に建つ天守は目立ちます。天守が見える待ちの景色は良いですね。羨ましい。

追手門周辺

Dsc_0131 追手門枡形と天守が良い眺めですね。見栄え的にも考えての追手門の配置でしょうか。

Dsc_0144 高知城の内壕をは埋め立てられている所が多い。往時は内郭をほぼ囲んでいたようでした。

Dsc_0141 濠を渡ると追手門枡形です。一の門が無い発展途上の枡形でしょうか。立派な枡形です。

Dsc_0148

Dsc_0149 重要文化財の追手門南西の矢狭間塀。追手門東北矢狭間塀は修復中で見られずに残念。高知城は現存している構造物が多く見応えがあります。

Dsc_0150 こちらも重要文化財の追手門。立派な櫓門ですね。 野面積みの石垣が素晴らしい。高知は雨が多いとの話で水野通しが良い野面積みを使ったとの話があり、大体の石垣が野面積みで造られております。

Dsc_0164 土佐藩初代藩主の山内一豊公の像。数年前に功名が辻で大河ドラマになりました。祖は平安時代後期の武士である山内首藤経俊だとか。山内経俊は源頼朝の旗揚げ時は敵対したが降参し(斬首される筈だったが頼朝の乳母だった母である山内尼が嘆願し、許される)御家人になった人物ですね。

Dsc_0171 石樋だそうです。排水した水が直接石垣に当たらない為の措置だそうです。

杉の段

Dsc_0380 山内一豊の妻である見性院の像です。千代とも呼ばれてますが資料は無いとか。結婚時に持参した十両で馬を買わせた事が一豊の出世に繋がったエピソードは有名ですね。

Dsc_0177

Dsc_0186 杉の段から見る三ノ丸の石垣です。石垣の高さは13m!。穴太衆が築いた野面積みです。素晴らしい!!

Dsc_0180 杉の段から見た天守。

Dsc_0185 算木積と野面積みの緩く勾配のある石垣。割れや孕みが出たそうで平成16年~21年に積み直しの修復工事が行われたそうです。

鉄門跡・詰門周辺

Dsc_0196 鉄門(てつもん)跡です。ここの石垣は切込接です。鉄門の改築時に積み直されたとか。二重の櫓門が石垣を跨ぐように建ち門扉には鉄が貼られていたそうです。この鉄門は非常に大事に要衝で門の裏には鉄砲や弓の足軽が詰めていたとか

Dsc_0201 鉄門をくぐり進むと目の前に詰門。そして右に折り返して三ノ丸、詰門手前右の階段を登ると二ノ丸へ続きます。
詰門の左には天守が見え詰門を本丸への入口だと錯覚させる仕組みだそうです。詰門を突破したとしても本丸ではなく獅子の段に出るだけです。

Dsc_0204 現存で重要文化財の詰門です。往時は橋廊下と呼ばれていたそうです。本丸と二ノ丸の間の空堀に掛けられた橋と門を兼ねてます。

Dsc_0229 一階は獅子の段へ続く門と塩を保管場所にもなっていたそうです。二階は二ノ丸から本丸へ続く通路と詰所です。

Dsc_0231 詰門前から見える天守の忍返し。鋭い棘で登ってくるのを断念させるためですね。

三ノ丸

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三ノ丸門跡です。

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大書院と呼ばれる三の丸御殿がありました。儀礼や藩士の参集に使われていたそうです。現在は取り壊され空き地になってます。春には桜が綺麗だとか。

Dsc_0210 水路遺構です。石樋が先に出ましたが水を抜く為の水路ですね。

Dsc_0212

長宗我部時代の石垣だそうです。長曽我部氏は大高坂城(現高知城)を諦めて浦戸に移りました。その時の石垣ですね。

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Dsc_0221 三ノ丸から見た天守と詰門です。ここから見る天守が一番奇麗だと思いました。

二ノ丸

Dsc_0255 二ノ丸門跡です。此処にも詰所があったとか。

Dsc_0257 二ノ丸に上がる石段から見た天守。午前中は二ノ丸からは逆光で撮影にはよろしくなかったです。

Dsc_0262

Dsc_0260 二ノ丸御殿と家具櫓、数奇屋楼、水の手門、長局、二ノ丸乾櫓がありました。

Dsc_0271 二ノ丸御殿は藩主が住む奥、政務を行う表と別れてます。築山は小さな庭園で残されました。

Dsc_0272 二ノ丸から見た詰門。二階は本丸へ渡る廊下と詰所になってます。爪門に繋がってるのは廊下門です。

Dsc_0276

Dsc_0277 詰門内です。先に本丸があると思うと通り抜けるのがワクワクします。

Dsc_0279 いざ!本丸へ!!

本丸

Dsc_0345 本丸にそびえる現存の望楼型四重五階の独立式天守と現存の本丸御殿の懐徳館です。現存している御殿は日本でも数少ない貴重なものです。どちらも重要文化財ですね。
本丸は標高44.4メートルにあり本丸の構造物が完全な形で残されているのは全国で高知城だけとか
天守の高さは18.5m。立派な天守ですね。望楼型の入母屋破風は魅力的です。

Dsc_0282

Dsc_0281

Dsc_0283 本丸北側は3棟の多聞櫓で厳重に守られてます。上から詰門と接続している廊下門櫓、西多聞櫓、東多聞櫓です。全て現存で重要文化財です。

Dsc_0348 二の丸から見た左から詰門、廊下門櫓、西多聞櫓。本丸内は板張りだけど外側は白漆喰ですね。天守との調和を考えてでしょうか。

Dsc_0354 現存で重要文化財の納戸蔵

Dsc_0294 御殿内部。天守も御殿も追手門を残して殆どの建造物が享保12年(1727年)の火事で焼けたので1729~1753年に再建されております。

Dsc_0303 変わった狭間ですね。狭い狭間では状況を見辛い為、全体の状況を確認するための物見窓です。。御殿内部から見えた土塀にありますよ。

Dsc_0306 天守内部です。立派な柱ですね。

Dsc_0316 天守四重目からの眺めは中々のものでした。

Dsc_0318 最上階から見た櫓群。右奥が詰門、中央下が東多聞櫓左が廊下門です。

Dsc_0319 西多聞櫓以外の多聞櫓にも入れます。これは嬉しかった!。東多聞の入口。

Dsc_0321

Dsc_0324 東多聞櫓内。多門櫓内に入れるお城は少ない気がします。

Dsc_0326 そのまま廊下門につながっています。堪りません!

Dsc_0243

本丸西にある黒金門と黒鉄門東南矢狭間塀。両方共に現存で重要文化財です。もう一つ本丸へ入る西側の虎口です。

Dsc_0240 黒金門を通過すると塀沿いに帯曲輪の様な通路を下っていきます。ここの通路は高いので見晴らしが良く歩くと気持ちよいですよ。上の写真も逆光になるので振り返って撮影してます。

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Dsc_0237 本丸南東下。太鼓櫓がありました。太鼓櫓跡を折り返して下ると獅子の段へ下りる事が出来ます。

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Dsc_0248 更に進むと本丸石垣中段の通路がのびております。現在では詰門前まで通路が繋がってるけど往時は当然の如く行き止まりでした。

獅子の段(梅の段)

Dsc_0360 獅子の段から見た黒鉄門です。

Dsc_0361 獅子の段は本丸と二ノ丸の西にある曲輪で西南の櫓、西の櫓、乾櫓等がありました。現在は梅の段と呼ばれていて梅が多数植えられております。

Dsc_0367 獅子の段から見た詰門です。梅が奇麗でした。

御台所屋敷跡

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Dsc_0372 御台所屋敷跡は獅子の段下にあった曲輪だそうです。

Dsc_0374 昭和になってから動物園があったそうです。お城に動物園はつきものですね・・w

飛行機が雪で遅れたので見られなかった曲輪や跡が多く少し残念でした。もっとゆっくり堪能したかったです。
往時のまま保存されている本丸は圧巻でした。見応えのあるお城でした。

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